K様(2)のAB27エンジン組み立て vol.2

 ご紹介は間があきましたが作業はもう少し進めていました。ご紹介をお待たせいたしました。部品の手配などは進めていまして到着待ちです。

 前回はクラッチ回りまで外したところまで、そして事前の確認でした。今回から組みつけ作業を進めていきます。


 オイルラインまわりの処理をしています。オリフィスの穴をあけて、切り子の掃除をして、というところです。


 オイルポンプを取りつけました、


 クラッチを強化するので分解しています。クラッチ板はその構造上からフェーシングの粉が出るので、どうしてもクラッチ周りにはスラッジがたくさん溜まります。そのほかアウターに割れなどがどあるかどうかは、汚れたままではわかりにくいですから、クラッチは全てきれいに洗いっておきます。問題のないきれいな状態でした。


 スプリングを入れ替えて、組み込んで、クラッチを組み上げました。いちおうこの時点で簡単に、クラッチプレートのセンター出しをしてあります。ここでは目分量で合わせて、このあとの組みつけ時にきちんと位置を詰めます。


 センターを出してクラッチを取りつけました。クラッチプレートのセンターが出ていないと、クラッチを所定の位置に取り付けることができません。それでは取り付けの際にクラッチプレートを曲げてしまいますし、当然ながらクラッチが切れません。ここの組み間違いは非常に多いところです。


 ロックナットを取り付けて取り付けクラッチAssyの取り付けが完了しました。

 クラッチダンパースプリングの取り付けは、このごろ、クラッチの固定が簡単にできるこの時点で、取りつけ作業をすることにしています。


 ベアリングの入れ替えをして固定しておきます。ときどきここのベアリングからの異音かもしれない?と思われる騒音が気になることあります。たいていは他の部品と一緒に見直しするので、原因は確実ではないのですが、怪しいときは(そう高価な部品でもないので)交換しておきましょう。ここは回転数が非常に高くなりますし、ベアリングサイズが小さいので、使用条件としては過酷な部類になるところです


 ベアリングを交換してクラッチカバーを取り付けて、、、。


 カバーはこんな感じです。フルOHのときは、ここまで細かくご紹介しきれないのですが、同じようなレベルまで清掃します。


 ひとまずカバーを取り付けました。ねじ類が錆びていたので錆取りをしてありますが、やはり残っていますね。交換のお許しをいただいたので入荷しましたら交換しておきます。


 というわけで、今日はここまでにしましょう。

 では、また!