N様(2)のHA02エンジン組み立て vol.7

 さきに写真だけを上げておきます。説明はまず簡単なコメントだけを取り急ぎ、後ほど追ってきちんと追加します。

 ・・・お待たせしました。コメントを追加しておきます。といっても言葉が延びるだけで内容は似たようなものです。


 腰下まで組み終わっていましたので、今日は腰上を組んでしまいます。

 まずはピストン装着。装着するのはNH105キットですのでフラットなピストンです。サークリップの取り付けには、もともと先の細いラジオペンチを、さらに削ったものを専用に用意してあります。見た目には悪いですが一発で取り付けできるようになり便利になりました。


 シリンダーを取りつけます。このあと(いちおう)フライホイールと刻印と実際の上死点の位置を確認しています。


 ヘッドも組みつけました。ベースガスケットを付けてからは急いで進めて、ヘッドのナットを4つ締め終わると一段階つけます。

 そのあとバルブタイミングの確認はプラグホールから直接計測で最後の確認をしておきます。前段階で確認しているので必要はないのですけどね。

 プラグは通常品。もともと装着されていたイリジウムのターミナル端子は移してあります。始動から試運転は新品プラグが確実なのでお付けしています。もちろんイリジウムなど高性能プラグに変えられても全くかまいません。


 性能には違いはありませんがフライホイールもきれいにしておきました。もともと綺麗だったので差は出ないだろうと思っていましたが、意外と、前後の差はありますね。気合を入れて錆を取ると、地の金属の反応性がよくなる(=また錆びやすい)ことがあるようなので、そこそこにしてあります。錆を取るというよりも鉄に戻すような感じです。


 電装はミツバ、カブ90ですので当然のカブ90用です。進角するCDIとセットで使用するフライホイールですね。


 ジェネレーター側も組み付け作業完了。今回距離が出ているエンジンだと一番感じたのはこのあたりで、カムチェーン周辺の部品をごっそり交換してあります。とくにカムチェーンガイドスプロケットの摩耗が進んでいました。そのわりにテンショナー先端のラバーの劣化はごく一般的な状況で大きくなかったなど、使用状況での違いなのか、車両ごとに差がありますね。


 一通り組みあがりました、お待たせしました。考えてみると今回は組み立てにスタンドを使いませんでしたね。いま気づいただけで、意味はないのですが、どうしてだったのでしょうか。

 すこしずつ遅れが重なってしまい申し訳ありませんでした。エンジンは機械としてすべて組みあがりましたので、あとは最終チェックやお送りする準備などをします。もうしばらくお待ちください。