きょうのPEGASUS

 はい、こんにちは。まだ「おはようございます」の時間ですが。昨日はちょっと真面目にお知らせしたので、きょうは力を抜いてのスタートです。

 相変わらず今日も暑いのですが、先週末くらいから雨が続いていますし、このさきも続くようですね。被害も各地で出ていますし心配でもあります。ですのでレジャーなんて行かずにキットを買って家で組んでいましょう。オーバーホールなんてのもおすすめ。(後半は冗談半分です)


 今日はピストンのお話を。

 「どちらに向けて組めばいいのですか?」

 IN表記のあるほうをインティーク側(キャブレター側)に向けて取り付けてください。表記方法には種類がありますけど表記はIN表記ばかりです。


 ご心配は分からなくはないのですが、大きいほうがINに違いないから間違っているとか、逆に組んでバルブが干渉したから商品に問題があります、という例もあります。もちろん不安に感じられたところはご遠慮なくご質問くださればと思います。ただし弊店に関係のない部品まではお答えしかねますのでご容赦をお願いします。


 そんな愚痴めいたことばかりだと、見ていただいてツマラナイでしょうから、ためにならない知識をひとつ。

 このバルブリセス(ピストン上のバルブの切り欠きをこのように呼びます)の大きさの違いは、カムとピストントップの形状に関係しています。

 まずカムですが他メーカーさんの多くのカムと設計思想がかなり違います。パワーだけを追いかけるのと、耐久性とパワーを考えて設計するのでは、全くといっていいほど違ってきます。そのあたりはまたカムのお話をする時にしましょう。

 ピストンについて。JUN製のピストンは高圧縮を狙っていませんので、ピストン上が盛り上がっていません。これがピストンを軽くできる秘密?その1です。このピストンの軽さは、ピストン上下のバランスの良さもあって、実際のエンジン特性はもちろん、エンジン回転フィーリングにももの凄く効きます。

 話がそれましたね。ピストン上部が盛り上がっているピストンと、上部が盛り上がっていないピストンとでは、同じカムでもバルブリセスの深さが変わってきます。そしてカムの動作との兼ね合いもあって、一見するとEX側のほうがバルブ径の大きなリセスに見えるようになります。


 でもこれは大きさが違うように見えているだけで、リセスのバルブ径はバルブに合わせていますので、やはりIN側のほうが大きくなっています。角度もIN側とEX側とでは違うかと思います。これはヘッドのバルブ角度を見ていただければ、合わせていることを分かっていただけるかと思います。

 ややこしい? 説明が下手ですみません。


 とにかく「ピストン表記のINはキャブ側に」という話でした。


 こんな変なお話でよければ、またお付き合いください。ではまた。