M様のエンジン組み立て vol.1

 エンジンの組み立ては何度もご案内していこともあり、今回は端折ったショート版です。実はこちらのエンジンは既にほぼ組みあがっているのでという事情もあり、ざーっと写真を上げて要所をご説明という進め方をしてみます。

 ケースを洗ってセットして、各所のチェックも終わり、さあ組み立てましょう。とはいえすでに組み立て始めていてオイルポンプ駆動のギアなど組んであります。

 実は最初に組んだ時にここを組み忘れていましてイチからもう一度やり直しています。恥ずかしいので紹介していませんけど間違いもしています。それを避けるために工程途中のチェックシートを用意してあるのですが、今回は手早くすませるつもりで途中まで後回しにしていて、そのときに見事?に引っかかりました。


 ベアリングは念のため入っているかどうか再度確認しておきましたが全く問題ありません。ミッション類も、減りやすい12V系のシフトアームなど(多少は減っていますが)大丈夫でした。3-4速でクロスミッションを入れてあるのでこちら車両の4速ギアの歯数や形状は通常の12Vモンキーとは異なります。

 すべての部品の座りなども当然ですが全く問題ありません。部品に間違いやトラブルさえなければ、新品よりも少し使って馴染んだ部品は座りが良くなっているようで、組むのは楽で気持ちいように感じるくらいです。以前に気になっていたときにかなり厳密に部品寸法を測ってみましても差はないことがほとんどでした。

 おなじクランクですが振れを測ってあります。20〜35/1000mm程度でした。もちろん大端の動きは全く問題ありません。


 はい、右側クランクケースを閉めました。

 クランクベアリングのケースとの遊びは少し大きくなっています。これは仕方がないです。固定する方法はあるのですが、ベアリングの動きが渋くなったり、固定する部品が噛み込むなどトラブルになったり、クランクケースが更に痩せたりするので、通常の街乗り車両にはお勧めしません。ですので結果としては何もしないのと同じかもしれません。実際には多少のコツというか経験での処理はありますが文字にしにくいので教えません(笑)。意地悪を言うつもりはありませんが、ちょっとひねくれてしまいました。ごめんなさい。


 さて、写真ばっかり連ねてもと思いますので、このあたりまでにして、続きは次回に分けたいと思います。

 それではまた。