N様のDAX50(AB26)エンジン組み立て vol.7

 ご紹介の続いているエンジンの組み立て、今日はヘッド組み作業のご紹介です。


 分解して切削油などをすべて落としてシート面のチェックから。軽く擦り合わせをして、問題はありませんでしたので、きちんと擦り合わせをしておきました。BFヘッドに関しましては、シート調整で必要になっても多少の追い込み程度で、精度のいいヘッドが多いようです。総じて製造精度は高いです。


 エンジンが動くときに接触面にかかる圧力の大きな場所に、始動初期の馴染みをよくするために、組み付け用のグリスを塗っておきます。カムにはオイル供給用の穴が開いていまして、ここは飛沫潤滑なので詰めたグリス状の油脂を飛ばすほど圧力はありませんから、塞がないようにしてください。とはいっても、高回転で回るところですから、恐らく遠心力で飛ばされるでしょう。


 バルブを組み付けてバルブまわりの座りを落ち着かせて、カムを入れ、ロッカーアームまわりも取り付けました。このあたりも前記の馴染み目的のグリスを塗布していますので、見にくい汚れは黒いペースト状のグリースです。


 今日はここまでのご紹介です。次は腰上を組み付けてしまえるかと思います。それではよいお休みをお過ごしください。