M様のエンジン チェック編 vol.3

 何回かご難愛しているチェック作業の続きです。このあたりからは、いつものエンジン組立てと同じような作業になりますね。

 お正月休み中は時間があるのでその間に作業を進めるつもりでしたが、三が日はのんびりさせていただいたので、4日の作業でした。年末から寒さの厳しい日が続いているのでワークショップ内も寒くて底冷えしますし遠のいていました。


 前回はクラッチ側まで終わっていました。今回はヘッドのOHなど、そして腰上を組み付けていきます。


 ヘッドのカーボンの溜まり具合はこんな感じ。ちょっと濃いめのようです。どうしても初爆(エンジン始動時の最初の爆発)は濃い目に出るので、その影響が残っているのかもしれませんから、実際には車両の状態も見てセッティングしてください。


 スリーブ内面はこのような状態。かなりいいですね。スリーブ材が硬いうえにWPC加工をしてある強みです。ご覧のように組み付け時にオイルは塗っていますが、このスリーブ材はオイルを抱き込む性能に非常に優れているので、エンジンを運転することによりさらにオイルが染み込みます。


 カーボンを取り除いておきます。これで気持ち良く組み込みができますし、運転しても気持ちがいいでしょう。


 エンジンが組みあがりました。お待たせしました。


 今回も最終チェックなどをすませて、内容を確認すると、作業が終了です。もう少しお待ちください。