M様のモンキーエンジン組み立て vol.5

 前回はクランクケースを合わせたところまで終わっていました。今日はその続きをご紹介していきましょう。

 今回はケースの締め付けから。左右クランクケースを締め付けて作業を終わりたかったところ、ねじの準備ができていなかったので、今日はねじを用意して締め付けました。いつもどおり潤滑とさび固着止めの処理をして、締め付けトルク管理にて締めています。角度法で管理するほうがよいなど、このあたりも方法がありますね。

 ひとつが終われば全て確認ですので、ミッションの動きを確認ます。問題がなければシフトドラム周辺部品をセットしていきます。最低限の部品をつけた後にまたミッションの動きの確認をします。


 ニュートラルの導通確認をします。実はテスターに一度ダメだと言われて、とても焦りました。導通があるはずのときに反応がありませんでして、、、。原因はテスターの設定間違いで一安心。ミッションには何も問題はありませんでした。


 クラッチを取り付けてました。今回はダブルディスククラッチです。JUN製品が他メーカーさんよりも優れているところは、ドリブンギアが薄いタイプになっているところです。ただこちらのドリブンギアはギア歯の歯研処理をしていないので若干の音鳴り(共鳴)が残ります。あとは他メーカーさんの輸入品の価格設定がグンと下がったので比べて高額に感じるようになってしまいました。モノは当時から変わっていない同じものなので間違いはないです。


 クラッチ本体につくカバーはノーマル部品を流用します。そして他に取り付ける部品は純正部品そのままを使ってください。


 クラッチの外側カバー(クランクケース右カバー)をとりつけて腰下の組み立ては終了です。


 さて突然ですが、ご依頼主さんからではなく他のかたよりお問い合わせをいただいたところです。クランクケースの加工はこのくらいで仕上げています。いかがでしょう? この程度なら機械加工しなくても納得いただけるでしょうか。


 今日はこのあたりのご紹介までとさせていただきます。どんどん進めますので次回をお楽しみにしてください。それでは、また。