O様のカブ90(HA02)エンジン組み立て vol.3

 9月も半ば過ぎとなり季節もよくなってきました。この連休はツーリングに行かれた方なども多いかと思います。お休みは楽しまれていらっしゃったでしょうか。


 前回はエンジンを分解したところまでお伝えしていました。普通はもう組み立てが始まるのでしょうが、弊店のブログをご覧いただいているかたはご承知のとおり、しばらく下準備が続きます。

 「確認しておいてください」と聞いていた遠心クラッチ。分解すると一気にバラバラになってしまうので、いつものとおりサクサクと分解してしまい、もしなにか組み間違いがあってもわからなくなってしまいました。気になる点として、通常はあまり見られないクラッチプレートにウエイトとの干渉と減りが見られました。これは位置をずらして組めば問題はないでしょう。それも含めて注意して組んでみますので、不具合がありそうでしたら、それはそのときに対応しましょう。

 ヘッド燃焼室とピストンヘッドです。ちょっと空燃比が濃いめのようでカーボンの付着が多めですね。もう少しメインジェットを絞っていただくと、パワーが上がりドライバビリティもよくなり、燃費もよくなるはずです。


 そのほか作業はケース類のガスケット処理をすませて、ベアリングを取り外すなどしています。急な豪雨によりワークショップの換気ができなくなったため溶剤を使って洗えなくなりましたので、ご紹介は次にしましょう。