N様のカブ90(HA02)エンジン組み立て vol.14

 エンジン組立てのご案内の続きです。作業時間が取りにくかったので週末に作業をしました。暑いのは仕方がないのですが、汗が落ちないようになど対策の手間が必要になるので、ちょっと面倒に感じる季節です。


 前回はヘッドのOHまですませていましたので、今回は腰上を組み付けていきます。腰下のスロート部分は処理をしてありますのでシリンダーは問題なく収まります。

 ピストンとシリンダーは再使用しています。きちんとWPC加工がされているとかなり硬くなるピストン表面について、ピストンヘッド部分はカーボン取りから作業をもう少し進めて、鏡面の一歩手前まで表面層を磨いてあります。この加工は、燃焼時にどうしても生成してしまうカーボンが表面に引っかかりにくいようにして、そして着火速度を速くする目的です。これだけで体感できるほどパワーアップするものではありませんが、このような対策の積み重ねはフィーリングアップにつながりますし、これこそがチューニングといえるところでしょう。

 ヘッドを組み付けました。ヘッドは単体でタペット調整をすませてあるので、ただ取り付けるだけです。カバー類も取り付けました。

 カムチェーンテンショナーまわりを取り付けて、ジェネレーターを取り付けました。そしてオイルシールを入れます。

 こちら側もオイルシールを入れると、エンジンの組みあがりです。お待たせしました。


 最終チェックなどをすませて、内容を確認すると、作業が終了です。もう少しお待ちください。