N様のカブ90(HA02)エンジン組み立て vol.4

 エンジンの分解が終わりました。見た目には程度がよさそうなのですが、実はエンジンの始動不良があると事前にお知らせいただいていたので、ちょっと気をつけながら分解していきました。

 全ての分解が終わりました。致命的な組み間違い、また構造上の問題は、ありませんでした。ありがちな組み間違いは何箇所かありましたが、修正するなどで十分に調整できる範囲のことでした。

 始動不良の原因が分からないまま組むのはあまり気持ちよくありませんが、これはひとつひとつ悪いところがない部品を確実に組めば大丈夫です。といっても小数点以下mmの違いで不具合にもなる箇所もありますので、実は不動エンジンをベースに組むことは神経を使うところでもあります。ちょっと計測などを重視しながらの作業にします。

 このあと洗浄をして各部の計測をして状態を数値で把握して、そして弊店に在庫のない部品は発注して、組み立てに備えます。基本的な消耗部品は在庫で持っていますが、たいていの場合はなにかしら「ここが壊れる?」というところがあるので、新しく発注が必要なのすが、今回それはなさそうです。ただし今回も部品に関しましては通常は組み合わせない組みかたをして組み上げますので、そのあたりの部品が揃うまで数日かかります。その間もいろいろと作業はありますのでご紹介ができるでしょう。