エンジンオーバーホールのご依頼(Y様のカブ50カスタム(C50)エンジン組み立て vol.1)

 弊店ではエンジンの組み立てをお請けしています。お客様のご希望に沿った仕様やお好みの仕様でエンジンを製作しています。エンジン製作ばかりではないため少しお時間を頂戴していますが、こちらで作業を見ていただいてご納得の上でご依頼をいただければ、大変うれしく考えています。

 今回はとくに仕様変更はありません。サークリップを腰下に飛ばしてしまったので取ってください、というご依頼です。安全なところに落ちて動かなければ問題ないのですが、どこか動くところに挟まって大きなトラブルになる可能性がありますので、そのままにしておくのはお勧めできません。悩ましい所でもありますが、やはりリスクの大きさを考えると取り除くほうがお勧めです。

 実はまだ別のエンジンを組みたてている途中なのですが、いろいろな理由でそちらとこちらを並行して進めることになりました。こちらは上記のように複雑な内容がないので、とくに問題がなければ数日で組み上げてしまうことができれば、と考えています。


 ということで、いつもの作業台に載せました。きれいなのか汚れているのか分からない不思議な印象がありました。その理由は、カバー類が再塗装されているからだったようです。スタッドボルトの錆がちょっと多めです。


 クラッチのスラッジは多めです。もう少しでスラッジがあふれますね。


 クランクケース内部の汚れは少ないほうだと思います。


 サークリップを見つけました。これで安心です。


 ブローバイガスの放出口です。乳化したオイルが少し多め、理由は分かりませんが気になります。


 次は洗浄です。こちらはご案内することが少ないので飛ばし気味に行くかもしれません。また明日に続きますので今日はこのあたりまでにしましょう。