J様モンキー用(AB27)エンジン組み立て vol.11

 前回はクランクケースを閉じてねじを締めたところで終わっていました。足りなかった部品も届きましたので、組み立てを続けていきます。


 見た目にあまり変わらないようにも見えますが何個か部品がつきました。新品ですとペースは速いですが、中古品ですので(前の段階でクリーンアップとチェックはしていますが)最終の確認をもういちどしながら作業を進めます。


 クラッチがつきました。フリクションディスクにはオイルを塗布して、各ディスクの向きを考えて、そのほか特殊な複雑なものではなく基本的な作業でしょう。とくに依頼を受けていませんので加工していませんが、弊店のテスト車両はディスク板の修正加工をして組み込んでいますが、それはチューニングではなく組み付けの領域だと考えています。

 2次側クラッチはディスクプレートの枚数など部品点数が多いだけで組み付けは楽な構造です。単板や2枚の1次側クラッチのほうが気を使うかもしれません。ちなみにいまは1次側3枚クラッチも普及していますがトラブル事例が多いため弊店ではお勧めしていません。


 あとはカバーをかぶせるだけ、です。もちろんいつものようにノックピンには固着防止をして、今回は2次側クラッチですのでオイルシールにはグリス(これも今回は特殊なものです)を塗ってあります。シールに負荷をかけないように、キックシャフトに注意して、カバーを取り付けます。


 できました。


 きりがいいので、今日はここまで。また明日にしましょう。