J様モンキー用(AB27)エンジン組み立て vol.2

 まず分解前に、エンジンの外回りを洗えるだけ洗ってから分解を始めます。

 「一度腰上を壊して組み直したエンジンですが、ヘッド周りから異音がするんです」というエンジン。部品の状態を注意深く見ながら作業を進めます。

 少しずつ進めるのではなく、気になるので一気に分解しました。これから部品の部分部分を確認していきます。


 異音がバルブ曲がりの可能性があるので、燃焼室のようすをみたところ、ひどいダメージはないようです。しかしパーツクリーナーで流してみたところ、かなりの量の金属粉が残っていましたので、シリンダーヘッドはすべて分解しましょう。


 ピストンを見てもバルブとの接触痕はありません。ちょっとリッチめ(濃いめ)のセッティングで走っておられたようです。


 ミッションカウンターシャフトが変形していました。スプロケットに無理な力がかかったようです。ここに傷や錆びがあるとケースからの取り外しがとても難しくなります。 ミッションカウンターシャフトは問題ない程度まで修正しておきました。これで大丈夫です。

 クランクケースのエンジンマウント部分が少し変形していますし、シフトアームも曲がっていて取り外しが困難でしたので、転倒歴があるのかもしれません。


 続きは明日(の予定です)、それではまた。