Y様のカブ90(HA02)エンジン組み立て vol.12

 先日の部品の山を整理するとこのようになります。部品を見てどこに入る何の部品か分かるようなら、ばらばらの部品から組む場合もこのように広げてもいいですが、普通はすこしずつ袋から出して組み立てていかれるほうがよいでしょう。

 鉄の鋳物部品は油を吸いますので、中古部品でしたら注油なしで組んでも(よほど洗っていない限り)問題ありませんが、新品の金属部品は切削油がついているので、きちんと洗って新しいエンジンオイルを注して組みます。今回は洗浄後にエンジンオイルに漬けておいてから、組み付け前にオイルを落として、組む際には要所で組み付け用グリスを塗布しています。組み付け用には市販の組み付けペーストを使っても、もちろん普通のエンジンオイルでもいいですが、弊店では100%化学合成油をベースに初期馴染みを考えた添加剤をかなりたくさん混ぜたものを使っています。

 この時点で大きな部品不足に気付きました。写真にありませんがシフトフォークはあるのですが、かんじんのシフトドラムがないんです。たくさん発注した際にあることなのですが、重複している部品があるのはよいとして、不足するのは作業が遅れてしまうので困りものです。(発注者である私のミスです)


 届いている部品の確認のため、ストックのシフトドラムAssyで動作を確認します。クランクケースは閉じていませんが、新品だけあって、非常にスムーズに動きます。